キャバクラ基本用語辞典

【キャスト】

キャバクラで働く女性の事を言います。

【キャッシャー】

お会計をする人、お会計をするところを指します。
お金の管理がメインなので、役職がある人やある程度、経験がある人が担当しているお店が多いです。

【場内指名】

指名は特になしで来店した新規のお客さんが、店内で見つけたお気に入りのキャバ嬢を指名する事です。
場内指名をしてくれたお客さんはそのまま本指名に繋がりやすいので、接客方法やその後の営業活動が鍵を握っています。
場内指名は、お試し指名のようなものなので、本指名より料金が安く設定されている場合が多いです。

【本指名】

あらかじめお気に入りのキャバ嬢が決まっていて、その子を指名してお店に来店してくれたお客さんの事を指します。
本指名は、キャバ嬢の給料に大きく関わってくる部分なので、キャバ嬢は何本本指名がとれるかにかかっています。
営業時間外のマメな連絡や、普段からお客さんを大切にする事でお客さんをお店に呼び、売り上げを上げます。

【同伴】

キャバクラ嬢が出勤前に、お客さんとお食事や買い物などをしてそのままキャバクラに一緒に入店ることです。
「店前同伴」というのもあり、お食事や買い物はせず、お店の前で待ち合わせて一緒に入店するだけのパターンもあります。
同伴をするとキャバ嬢には同伴バックというものが入り貰える給料が上がります。
さらに、だいたいの場合は同伴でのお食事や買い物代はお客さんが支払う場合が多いので、キャバ嬢にとってはいいことずくめです。
お客さんのメリットとしては、お気に入りのキャバ嬢とデートができる事と、お店の中で他のお客さんと指名が被ったとしても、同伴をしたお客さんが優先される事です。

【アフター】

キャバクラが閉店後にお客さんとキャバクラ嬢が遊びに行くことです。
基本的には、お店側からキャバ嬢にバック等のお金が支払われる事はなく、アフターに行っても行かなくても完全にキャバ嬢の自由ですがお客さんと親交を深めて来店率を上げるという意味では有効な営業手段になります。
アフターの注意点としては、信用のあるお客さんのみアフターの誘いを受ける事と、自分の身を守る為にも個室や人の目が届かないところへは行かない事です。

【色恋営業】

これはキャバクラ嬢がお客さんに対して行う営業方法の１つです。
お客さんと付き合っているかのような振る舞いをし、キャバ嬢に対して恋心を抱かせてお金を使ってもらうという手法です。
お客さんの嫉妬や独占欲でストーカー化したり、トラブルに発展するケースもあるので、使い方に注意です。

【オラオラ営業】

色恋営業とは反対に、お客さんに対して高圧的な態度で接する営業方法の１つです。
ドMのお客さんや、気が強い女性が好きな男性客相手にのみ通用する方法で、相手を間違えると大変な事になるので注意です。
北新地CLUB MONで勤務していた元キャバ嬢のりょうさんは、このオラオラ営業で数々の偉業を成し遂げました。

【保証期間】

売り上げや指名に関わらず、決められた一定期間（1か月～3カ月の場合が多い）の間、時給が保証されることです。
この保証期間内で、どれだけ頑張ってお客さんから指名をもらうか、売り上げを上げられるかが重要で、売り上げが無いキャバ嬢は、保証期間が過ぎると時給が下がるケースが多いです。
ただし、キャバクラ勤務初心者にとっては一定期間時給が保証されるので嬉しい仕組みであるとも言えます。

【つけ回し】

キャバクラに来店したお客様の好みや相性などに合わせて、キャバ嬢を席につかせる事です。
この作業は簡単に聞こえますが、お店の売上に左右する為、仕事ができるキャバクラのボーイが担っている事が多く、この作業が上手にできるボーイは出世間違いなしとも言われています。

【待機】

接客につくお客さんの席が無い時や、オープンしたての時間や時期によりお客さんがいない時の空き時間の事を言います。
だいたいはお客さんから見えないお店の奥の待機席にいる場合が多く、キャバ嬢はお客さんに営業をかけたり”お店に来てほしい”と連絡をいれたりします。
待機中も時給が発生する場合と、待機中は時給が発生しない「待機カット」の制度が導入されている場合と、待機中は時給が大幅に下がる場合など、お店によってルールがあるので、要確認すること。

【体入荒らし】

本入店する前にお試しとしてキャバクラで働く事ができる制度を「体験入店」と言いますが、本入店する意思がないのにお小遣い稼ぎ目的で体験入店の制度を繰り返し行うことを指します。
体入時に貰える給料は全額日払いの為、働く女性にとってお小遣い稼ぎにはちょうどいい制度ですが、あまり繰り返し過ぎると悪質とみなされて、キャバクラ業界で名前や顔がバレ、キャバクラで二度と働けなくなるケースもあります。